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東京合気道シニア稽古日誌 2019

最終更新日 2021年11月12日

東京合気道シニア稽古TOP 2018年 2019年(番外編)

2019年

19年01月 1110日 「交差取り手解き三本」

①掴まれた右手を合気上げで相手の右腕付け根に短く入り身(合気上げと同じく動きは少ない)、矢筈から相手の手首に当て、接点に身を入れ肩を抜き、小手を返して右方向へ入り身。相手は肩が返り背中を向ける。
②は真下に崩す。③は両手取りから、両ひざを広げた股間の間に相手の頭を落とし、両 膝で頭を押さえ込み、両手首は背中に上げ、両手首を掴み我が胸に当てて極める。


19年01月 1112日 小手の合気 「軸抜き 外廻し 二教」と「軸抜き小手返し」

「軸抜き外廻し二教」-片手取りされた状態から反撃するとき、『相手の皮膚に沿って滑るように意識して小手を動かす』と先生。これは意識の問題。
以前から稽古している小手中指を滑らす動きと同じことだと思うが、いかに柔らかく動けるかだ。
「軸抜き小手返し」-受けが右拳を中心胸前に構え、取りは右手掌を当て左手は手首を掴み親指を甲に当てる。腰の辺りに右拳を構えた軸抜き小 手返しは何度も稽古してきたが、正面打ちから拳を掴んで崩す稽古を今日の稽古で行った。胸前に構えた拳の接点から 、 相手の腕付け根に気を通して崩すのだが、構えた拳が正面なので右胸前より掛けやすい気がした。


19年02月 1113日 「片手取り矢筈崩し二教」 「片手取り・軸抜き手解き」

「片手取り矢筈崩し二教」-片手取りされた右手 で 相手の手首を 矢筈で崩し、左手甲側から掴み、右手で手首を掴み二教で崩す。『甲側からの掴みが強い』と指摘を受ける。「片手取り・軸抜き手解き」-片手取りから掴まれた右手を拳にして手首に当てて崩し、掌を開き外回りから親指を相手の手首に当て(中央で行う)、右足踏み込み 入り身 、掴んだ相手の肩を抜き、掌を開いて右方向へ向けて崩す。


19年04月 1122日 「片手取り下げ手」-指先に乗せたイメージを持つ

『掴まれた小手指先を相手の肩に乗せた意識を持ち斬り下げる』。指先を肩に乗せたイメージを持つ意識が必要で、その意識を維持したまま 背中 まで斬り下げる 。 背中まで斬り下げるイメージでと同じだ。


19年05月 1125日 「正面打ち一教」-相手に正対し斬り下げる

右正面打ちを右手刀で受け左手は肘を掴む 。接点から相手 中心 へ 気を通し、 正中線に向けて 袈裟斬り、同時に左手は肘を右顔側面(顎)に向けて入り身しながら 斬り込 む 。従来と同じ手順だが、受けた手刀で相手に正対し、 積極 的 な 入り身 意識で 斬り下げることを改めて確認。


19年7月 1135日 座り技 「合気上げ三本」

①通常の合気上げ-掴まれた右手を相手の腕付け根に向ける。先生の動きは手首を深く入れず、見た限りでは浅い。そこから肘を入れて相手をわが身に惹き付け、小手を上げる。以前より動きが少なくなっている。
②相手の肩を開く-合気上げで崩し、相手の左肩に小手を向け、肩の上で手首を右方向に開き(相手の肩を開く。相手は左方向へ傾く)接点に身を入れる。そのまま小手を右に開いて崩す。
③斜め後方へ倒す-合気上げで崩し、小手を相手の右肩外側に向け、右膝から踏み込みながら肘を伸ばして肩を開き、接点に身を入れる。相手を右横に横転させる 。掴まれた右肘を真っ直ぐ伸ばすのがポイント。
石川先生の最近の 合気道 は、 合気上げだけで は なく、 他の技を含めて 、動き が少なく 、 シンプ ル になっているのが感じられる。


19年08月 1139日 「手解き・掌を上にした交差取り」-小手は小さな動き

「掌を上にした交差取り手解き」-掌を上にした手解きは足裏踵からの入り身が大事になる。右手交差取りから、右足裏から気を通し、掌を腕付け根に向け、手首を親指側へ回転させながら入り身で崩す。小手の動きは小さ
な動き。『足裏踵からの入り身が大事』とのこと。「右手交差取り手解き」-左足踵に軸を置き、掴まれた右手を左側から(手首右側)手刀にして挙げ、相手の右手小指側と交差し、そのまま右肩を崩し入り身で崩す。これも小手の動き少なくする。両技とも足裏から気を通すことが必要と言われたが。手刀を交差するこの動きは難しい。両技と も足裏から気を通すことが必要。


19年11月 1144日 先生が一教の新しい動き(技を)

「新正面打ち一教」-先生が新しい (技を)披露された。受けの右正面打ちを右手刀で受け、手首を返して受けの甲側から掴み小手を胸前(顔前)にする。左手は肘を鷹の爪で掴み、受けはやや右半身の態勢になる。鷹の爪で掴んだ受けの肘から正中線と右肩に向け気を通して崩す(先生は二教的な崩しと言われる)。受けは二教と同じ崩しとなる。
型的には片手取り二教と同じで、確かに二教の崩しとなる。「正面打ち一教」と比べるとこちらの方が崩しやすいと思 うし、正中線ではなく、受けの右手を右廻しの螺旋崩しでも良いのではないかと感じたが。


19年11月 1147日 小手の合気-「手解き・内」

右小手を片手取りされた手首を外に開き、相手の小手に我が甲を乗せて外す。稽古で気づいたこと。摑まれた小手の指を開いて伸ばし、親指付け根甲側を相手の親指付け根に接触させ、相手の肩を開き、掌に密着させ相手の手首を、掌を上にして崩し、さらに掴まれた手首を外す。肩を開くだけでなく、付け根を当てて手首を開くのが効果ある。
「両手取り抜き手」両手取りされた状態から、両手首拳を相手の手首に当て、内廻しで両小手を掴み(掌と指四本で摑む)、両腕付け根に向けて入り身で上体を崩し、我が上体を後ろに反らすと相手が両腕を極められ半身を上げる。自ら後ろに反らすがポイント。


◆「合体」という言葉、稽古で聞いたことありますか。今回、稽古日誌を読み返していたところ、06年05月の日誌、「臂力の養成」の稽古で、『相手と一体化すること、合体すること。前傾せず姿勢を崩さない』とあり、初めて知った「用語」だったので、「ただ合体するが分からない」と記して いました。その後、稽古の中で 、入り身=合体として稽古中によく使われるようになりましたが、それが、 いつの間にか 稽古中に聞かれなくなりなりました。
日誌を見るまで私も忘れていたのですが、「合体」 は 二つ以上のものが一つになる 、 合同すること 、 と 言った いった意味ですから、稽古の内容からしても、実体的にも 良く 合っている用語ではないか と思いました。 それが、いつの間にか消滅しました 言葉として使い難い 。 復活があっても好いのかな、なんて思いもあります。




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